アンティローペノコギリクワガタ
アンティロプスとも。
変わった形のアゴと、バイオリンのような美しい褐色が特徴的です。
ヤフオクで発見し一目惚れ。
11月に組んだ産卵セットの割り出しをしたので、記事にします。
現在4ペア2ライン飼育していますが、後から追加購入した3ペア(Bグループとしました)はまだ休眠中です。
最初の1ライン(Aグループ)はオス、メス、メスで購入しました。
累代:WF1
サイズ:オス46.8㎜ メス未計測
羽化日:オス2022年7月下旬、メス2022年7月中旬
後食日:オス2022年9月下旬、メス2022年9月上旬
とのことです。
産卵セットは3回組みました。使ったマットは全てフォーテックの産卵一番です。
1.見様見真似でマットを詰めたセット(オスA、メスA2でペアリングし、メスのみ投入)
マットの固め方が甘く、惨敗。
2.産卵木を使ったセット(オスA、メスA1を1ヶ月ほど同居ペアリング)
本命。詳しく書きます。
3.マットをガチガチに詰めたセット(オスA、メスA2を同居ペアリング)
セットから数日でオスがメスを殺してしまった為、失敗。
1と3のセットは幼虫も卵も採れませんでした。
2はセットから1ヶ月程度でマットにぽつぽつと卵が見えました。
頑張って産卵木で組んだのに、結局マットに産むのかよ・・・と思い落胆していましたが、ある日メンテの為にプラケを開けたら産卵木に産んでる最中のメスと目が合いました。
産卵木にも産んでるのがほぼ確定したので、安心して待つことに。
あらかた産み終わったと思われるタイミングでメスを回収し、本日割り出しを実施。
初めての材割で撮影の余裕がなかった為、写真は全くありません。
まずはマットの幼虫を回収。
外から3頭ほど見えていたので、トータルで10頭を目標に。
結果は8頭。
続いて産卵木の割り出し。
セット前の加水が長かったのか、かなりぶよぶよでした。
そもそも何の知識もなく買った産卵木だった為、今思うと固すぎました。
これはダメか・・・と思いつつも、割ってみます。
・・・
いた!!!!!
うまくぶよぶよの箇所も固すぎる箇所も避けて産んでくれていたようです。
結果は7頭。
マットと併せて15頭の幼虫が回収できました。
・・・
ここまでは問題ない。というか目標を超えたので嬉しい。
が、問題は卵です。
何が問題かというと・・・。
30個くらい卵が出てきました!!!!!!
産みすぎだろ!1頭のメスが45個も産んだのかよ!!
というわけで幼虫15頭は個別にプリンカップに詰めました。
マットはフォーテックのヒラタ・ノコ一番。
卵は31個あったので、2分割して大きめのプリンカップに詰めました。
1ヶ月ほどしたら割り出します。
飼育スペース?そんなものはない!
既に限界です。憧れのオウゴンオニクワガタの産卵セットが組めないレベルです。
どうしよう・・・。
1ヶ月の間に何か考えないといけません。
頭痛の種が増えました。