15年ほど前の話ですが、ミシシッピアカミミガメ(いわゆるミドリガメ)を飼育していました。
今となっては生き物の世話全般好きですが、当時はメンテナンス・・・特に水替えが嫌いで、なんとか放置できないかと考えていました。
しかしミドリガメという生き物は、想像を絶するほど水を汚します。
そこで床材にリング濾材を採用し、更に底面フィルターを設置。
更に上部フィルターも導入し、バクテリア&物理濾過体制に。
これが功を奏し、部屋を引っ越すまでの3年間、足し水のみで稼働できました。
活餌として入れておいたメダカが繁殖していたので、水質も問題なかったのでしょう。
なんでアマガエルの記事でカメの話してるかって?
違います。濾過の話がしたいんです。
みなさんは底面フィルターが好きですか?私は大好きです。特に理由があるわけではありません。
ある日ふと、『底面フィルター回してえな・・・』と思い、購入することに。
ド定番のGEXです。
底面フィルターのパイプにコーナーパワーフィルターを直結する作戦。
魚を飼うつもりはないのと、スチールラックの耐荷重的にアクアリウムではなくテラリウムにします。
ケージは余っていたグラステラリウムナノ。
渓流っぽい雰囲気にし、岩を組んだ洞窟を作り水を流すようなレイアウトで組むことに。
この時点では生体がいなかったので、とりあえず洞窟は風山石をホットボンドで接着します。
そして底面フィルターをセットし、大磯砂を敷き詰めます。
そして水を入れてフィルターの電源をON。
・・・
水位が足りねえ!!!!!!!!
グラステラリウムシリーズはフレームに通風孔があるので、フレームの下までしか水が張れません。
ナノの場合は約3㎝ほどです。これでも地震などで揺れたら漏れます。
仕方ないので底面フィルターは諦め、コーナーパワーフィルターを横にしてセット。ギリギリ水を吸ってくれました。
あとはベランダに転がっていた流木を放り込み、フェイクグリーンを入れてみました。
こんな感じの仕上がり。
ホットボンド、ダメですね。
固定は弱いし、はみ出た部分がめちゃくちゃ目立ちます。
水への溶けだしは年単位で考えればありますが、短期間なら特に問題なさそう。
そんな感じで水を回しているだけのケージが出来ました。
生き物の導入予定はなし。
続く。