理球荘-REQSO-

コーヒーと爬虫類と昆虫の話。

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【コガネムシ】飼育種の紹介

爬虫類飼育の記事を書きたいんですが、多忙につきなかなか時間が取れません。

一応全員元気に生存しています。

 

今回は寿命が短く、油断するとすぐに全滅するコガネムシの紹介とします。

今年もついにコガネムシの発生シーズンに入り、我が家でも数匹飼育しています。

昨年飼育していた幼虫たちは全滅しました。

定温飼育していたのですが、温度差をつけてやらないと蛹化スイッチが入らないようです。残念。

 

というわけで、今年新たに飼育開始した個体の紹介です。

アオドウガネ

 

 

2023年の飼育種

 

クロコガネ

地味。

照明当てて接写で撮ったらやけに茶色く映りましたが、クロコガネです。

自宅の前で蜘蛛の巣に引っかかっているところを救助。

コガネムシの中ではやや珍しい種類ですが、我が家の近辺にはやたらと生息しています。

クヌギなど広葉樹の葉を摂食する。

飼育下では昆虫ゼリーを食べます。

 

ナガチャコガネ

まつ毛がかわいい

家の前にいました。

美しい木目のようなツヤ感と、まつ毛のような触覚が非常にかわいらしい。

食性的にアオドウガネと同じだと思うのですが、1週間ほどで死んでしまいました。

寿命なのか飼育ミスなのかわかりません。

 

スジコガネ

つくりものみたい。

裏側もギラギラ

右後脚が欠損している。

職場に侵入してきたところをジャンプキャッチ。

右後脚が欠損していますが、とても元気。

針葉樹の葉をメインに摂食するみたいですが、普通に昆虫ゼリー食べてます。

赤と緑にギラギラと光り、とてもカッコイイ。

もう少し人気があってもおかしくない昆虫だと思います。

 

ドウガネブイブイ(1)

装甲車みたい

スジコガネを捕獲して気分良く帰宅しようとしたら、足元に発見。

アオドウガネよりやや大型で、鈍い輝きが特徴的。

ブイブイとかいうアホっぽい響きと、それに反するような渋い光沢が堪らない。

暗銅色と一言で片づけられがちですが、銅色、緑色、赤色など多岐にわたる虹彩を持つ。

が、ベースが暗いのであまり気づかれない。

この個体はやや青みかかった緑色。あまりにも見事。

広葉樹の葉、ブドウやイチゴの葉を接触するとのことですが、昆虫ゼリーを食べてます。

 

アオドウガネ

やはり一番かわいい

本命です。

背中は緑で腹は銅色。見る角度を変えると赤く見える虹彩を持ちます。

形、色、大きさ全てにおいてバランスが良く、個人的にはベストオブコガネムシです。

丸くてつるっとした感じがかわいらしい。

色も一見シンプルながら、観察すると美しく変化するのが良い。

あああああ!!!!なんでそんなにかわいいのおまえは!!!!ぎゃわいい!!!いやああああ!!!!カワイーーーーー!!!!ヒャッホーーーーーー!!!!

YATTAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!

 

広葉樹の葉を摂食しますが、もちろん昆虫ゼリーを食べます。

変わり映えしないので1匹しか載せてませんが、2匹飼ってます。

両方ともオスですが、オス同士で交尾しようとしてます。アホの子。

 

ドウガネブイブイ(2)

赤ワインのようなボルドー

たぶんドウガネブイブイの赤化個体。

羽化不全気味だったのか、前胸背板がボコボコしています。

自宅前で蜘蛛の巣に引っかかっているところを保護。なんでウチに集まってくるんだお前ら。

 

 

というわけで、現在の飼育種でした。

残念ながら全てオスなので、繁殖に至らず・・・。

なんとかメスを見つけたいものです。

うまく羽化ズレさせまくって、通年成虫が手元にいる生活を目指したいです。

越冬による蛹化スイッチの刺激は、冷蔵庫を使えばいけるでしょう。独り暮らしの数少ないメリットです。

 

ちなみに飼育環境は、いろいろあって再びグラステラリウムナノが余ったのでこれを採用。

相変わらず昆虫飼育の観点ではメンテ性最悪です。トホホ。

ケンカは足で押す程度なので、全種混同飼育です。

餌場を増やせば問題ないというか、餌場が少なくても複数で1つのゼリーを食べてます。平和か。

床材はヤシガラ、ヒノキマット、水苔を混ぜたものを使ってます。

ペアが揃い次第産卵セット組んで移動ですかね。

高低差つけて遊ばせたかったので、100均の何かとか鉢底ネットでレイアウト作りました。

 

たのしそう。